伊藤歯車製作所　社長の伊藤です。

５月の連休前にドイツへ【ハノーバーメッセ】という国際産業見本市へ行ってきました。

社長に就任させていただいてすぐにドイツへ行くことになり、1週間も会社を離れることに少し気がひけましたがこんなチャンスはそうあるものではないと思い行ってきました。

弊社の設備機械に「ナイルス」という歯車の研磨をする機械があります。この機械を設備したときにマイスターという称号をもったドイツ人がやってきて調整をしてくれたそうです。それは見事な技術力をまざまざとみせてもらったと感銘を受けたようで、会長から何度も何度もその話を聞きました。そんなドイツへ1度は行ってみたいと言っていた会長でしたが、私が行ってまいりました。

ドイツは初めてで不安もありましたが、なんとかかんとか目的地へ着きハノーバーメッセに行くことが出来ました。とりあえず感想は…　規模がすごい！！　4日間歩きっぱなしでやっと全部回れるような広さでした。それから出店ブースがめっちゃかっこいい！！　デザイン力というか製品ひとつ飾ってるだけで絵になるような見せ方ってあるんやなって感じました。　いろんな国のいろんな企業がそれこそ自分の会社の誇りを展示してるそんな感じを受けました。

歯車の製造企業もたくさんあって、ドイツの歯車の企業、トルコの歯車の企業、ノルウェーの歯車の企業、イタリアの歯車の企業、韓国の歯車の企業、中国の歯車の企業…　いつかうちの会社も出店してみたいと思いました！

贅沢かもしれませんが、こうやって世界を肌で感じることでまた何か自分が大きく成長できるのではないかと思います。世の中がどう変わっていくのか、その中で自分や自分の会社がどう対応していくのかやっぱり聞く話だけでなく、実際に行ってみて自分の目で見て耳で聞いてそして食べて飲んでそうやっていろんなものを吸収したいなって思います。

今回の大きな収穫は…やっぱり英語は喋れるようにならなあかんって事と「ハノーバーメッセへの出展」というものすごいワクワクするビジョンが増えたことです。このワクワクを社員のみんなにも共有してもらってまたがんばっていこうと決意できたドイツ視察でした(^^)/