平歯車(スパーギヤ)、はすば歯車(ヘリカルギヤ)、スプロケット、タイミングプーリ、インボリュートスプライン、ウオームホイル、内歯車、段付ギヤ、すぐば傘歯車(ストレートベベル)、ラックギヤ、ウオームネジ など各種歯車歯切加工を行っています。
歯切加工サイズ
- 加工可能サイズ
- φ10〜φ1000 / M0.5〜M16まで
- ピッチ
- モジュールピッチ(M.P.) / ダイヤメラルピッチ(D.P.) / サーキュラピッチ(C.P.)
- 圧力角
- 14°30′、20°、25°、27°、30°、45°
各種加工用ホブも取り揃えています。ここにない形状・サイズでもお気軽に お問い合わせ ください。
歯切加工の種類
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平歯車(スパー)
平歯車は、歯すじが軸に対して並行で直線状の歯をもつ一般的な歯車であり、動力伝達用に幅広く用いられています。回転方向と二軸が直角であるため、軸方向に斜めの力がかからないという特長があります。そのため、軸に直交方向のラジアル荷重を受ける一般的な深溝玉軸受を用いれば十分です。また、他の歯車と比較して簡単な形状であるため、製作も容易です。騒音や振動が問題になるような場合には、より滑らかにかみ合う歯車を用います。
- 加工可能サイズ
- φ20〜φ1,000
- モジュールサイズ
- M0.5〜M16
- ダイヤメトラルサイズ
- DP32〜DP2.5
- 圧力角
- 14.5°、20°、25°、27°
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はすば歯車(ヘリカル)
はすば歯車は、ヘリカルギアとも呼ばれる、歯すじが軸に対して一定の角度をもったつるまき線をした歯車です。はすば歯車は歯が少しずつかみ合うため、かみ合いに伴う衝撃が少なくなることから、平歯車より騒音や振動が小さくなります。ただし、歯すじが軸に対して傾いているため、軸方向にスラスト力と呼ばれる力がはたらきます。そのため、はすば歯車を使う場合には、スラスト荷重を受けることができるアンギュラ玉軸受や円すいころ軸受を使うか、別にスラスト軸受を使わなければならず、軸受が複雑になります。また、製作も平歯車よりは難しくなりますが、動力伝達用の歯車として、自動車の変速機であるトランスミッションなどに幅広く用いられています。
- 加工可能サイズ
- φ20〜φ1,000
- モジュールサイズ
- M0.5〜M16
- ダイヤメトラルサイズ
- DP32〜DP2.5
- 圧力角
- 14.5°、20°、25°、27°
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インボリュートスプライン
スプラインは、歯のような溝がついた軸を溝がついた穴に組み合わせて軸と穴とを結合したものです。スプラインには歯の側面が直線的である角形スプラインと、インボリュート曲線であるインボリュートスプラインとがあります。歯車を用いた自動車の変速装置などにおいて、歯車を軸にそって滑り動かし、歯のかみ合いを変えて変速を行う場合などに用いられます。
- モジュールサイズ
- M0.5〜M5
- ダイヤメトラルサイズ
- DP64〜DP8
- 圧力角
- 20°、30°、37.5°、45°
-
内歯車
内歯車は、円筒の内側に歯が切られた歯車であり、インターナルギアともいい、通常の平歯車などを外歯車として、組み合わせて用いられます。内歯車と外歯車の組み合わせは、減速比を大きくとることができるため、遊星歯車装置などに用いられています。
- 加工可能サイズ
- φ40〜φ450(内径)
- モジュールサイズ
- 150mm
- ダイヤメトラルサイズ
- M0.5〜M8
- 圧力角
- 20°
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すぐばかさ歯車(ストレートベベル)
はすば歯車は、ヘリカルギアとも呼ばれる、歯すじが軸に対して一定の角度をもったつるまき線をした歯車です。はすば歯車は歯が少しずつかみ合うため、かみ合いに伴う衝撃が少なくなることから、平歯車より騒音や振動が小さくなります。ただし、歯すじが軸に対して傾いているため、軸方向にスラスト力と呼ばれる力がはたらきます。そのため、はすば歯車を使う場合には、スラスト荷重を受けることができるアンギュラ玉軸受や円すいころ軸受を使うか、別にスラスト軸受を使わなければならず、軸受が複雑になります。また、製作も平歯車よりは難しくなりますが、動力伝達用の歯車として、自動車の変速機であるトランスミッションなどに幅広く用いられています。
- 加工可能サイズ
- φ30〜φ820
- モジュールサイズ
- M1〜M20
- ダイヤメトラルサイズ
- DP14〜DP1.5
- 圧力角
- 14.5°、20°
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ラック歯車
ラック歯車は、平歯車を直線上に配置したものであり、比較的小さな歯車であるピニオンとともに用いられます。ラックとピニオンを組み合わせることで、回転運動と直線運動の変換をすることができるため、機械のさまざまなメカニズムに用いられます。なお、歯すじは直線状のすぐばラック歯車や、はすば状のはすばラック歯車があります。
- 製品サイズ
- 2750mm
- 加工最大ストローク
- 1250mm
- モジュールサイズ
- M0.5〜M8
- ダイヤメトラルサイズ
- DP32〜DP3.5
- 圧力角
- 14.5°、20°
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ウォームギヤ
ウォームギヤは、円筒状の金属などにねじのような螺旋状の歯が切られているウォームと、これとかみ合うウォームホイールを組み合わせたものであり、大きな減速比を得ることができます。ここで、ウォーム(worm)とは、これがミミズのような細長い虫に似ていることに由来しています。ウォームギヤは、小型の装置で速度伝達比を大きくとれるという特長があります。目安として、1/10から1/60くらいの減速比をとることができます。ウォームの進み角が小さくなると摩擦係数の関係で理論的にウォームホイールからウォームを回すことができなくなります。これをセルフロックといい、この性質を逆転防止として利用することもできますが、確実に止める場合には回り止めが必要になります。なお、一般的にウォームギヤとウォームホイールの二軸は90度で用いられます。
- 加工可能サイズ
- φ20〜φ80
- モジュールサイズ
- M1〜M5
- ダイヤメトラルサイズ
- DP28〜DP5.5
- 圧力角
- 14.5°、20°
歯切加工の主要設備
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歯車切削盤(ホブ盤)
- KR-1000/カシフジ
- 2台
- KR-600/カシフジ
- 3台
- KS-600/カシフジ
- 1台
- KS-14/カシフジ
- 1台
- ND-4/日本機械製作所
- 1台
- ND-3/日本機械製作所
- 1台
- ND-2/日本機械製作所
- 1台
- MH-600/清和鐵工
- 2台
- MH-300/清和鐵工
- 2台
- KH-600/河合鉄工所
- 1台
- KH-300/河合鉄工所
- 1台
NCホブ盤
- GB15CNC/三菱重工
- 1台
-
ベベル創成盤(歯切ベベル)
- No.24A/グリーソン
- 1台
- No.24/グリーソン
- 1台
- BG-430/唐津鉄工所
- 3台
ベベル創成盤(歯切ベベル)
- BGS-24(エリコン)/唐津鉄工所
- 1台
- B-800/日本機械製作所
- 1台
- B-600/日本機械製作所
- 1台
- MBG-2A/元久保工作所
- 1台
- MBG-1/元久保工作所
- 3台
- カッチング
- 1台
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歯車形削盤(歯切フェロー)
- GS-2S/唐津鉄工所
- 2台
- GS-5/東京機械製作所
- 1台
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CNCギアシェーパ
- SE25A/三菱重工
- 1台
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ラック盤
- SRⅡ/篠原鉄工所
- 1台
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歯形検査機
- TTi300E(東京テクニカル)
- 1台
ベベルギア歯当り検査機
- No.27M/グリーソン
- 1台
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その他の設備
- ウオームネジ切盤
- TM-45/綱島機械製作所 1台
- シェービング盤
- SV/日立精機 1台
- ホブ研削盤
- TKG253L/カシフジ 1台
- 2HG/ナチ 1台
- SHG-16/清和鐵工 1台
- 面取機
- GTR-D/岡本 1台